塗装できない屋根には屋根カバー工法

塗装できない屋根には屋根カバー工法

当店では屋根の状態によっては、塗装ではなくカバー工法をオススメしております!
屋根カバー工法は、既存の屋根の上に軽い金属の屋根を張る工法で、30年以上の耐久性が期待できます。瓦屋根には施工できませんが、それ以外の屋根には施工可能です!
劣化が進み、塗装では十分な耐久性が期待できない時や塗装ができない屋根材の時などに、カバー工法をご提案します。

目次

塗装ができない屋根を
ご存知ですか?

塗装ができない屋根材

特定のメーカの屋根材や、劣化や破損が激しい屋根は塗装ができません。

中でもニチハの「パミール」は、塗装できない屋根材の代表的な存在です。屋根材自体がミルフィーユのような層になっており、いくら塗装をしても屋根材自体が表面から1層ずつめくれてくるため、新しい塗膜まで一緒に剥がれてしまいます。塗装をしても屋根材自体が剥がれてしまうのですから、塗る意味が全くありません。

他にも松下電工(現ケイミュー)の「レサス」やクボタの「アーバニー」などは、強度が低く細かいひび割れや欠損が多く発生します。塗装しても強度自体は低いままなので、メンテナンスとして塗装する意味がありません。

2000年にアスベストが全面禁止になりました。それまでのアスベストを含む屋根は耐久性が高く、まだまだ塗装できる屋根もあります。しかし、アスベストを含まない屋根材は耐久性が劣るため、塗装できない場合があります。
ご自宅の屋根が、どの種類で、どんなリフォームがいいかご心配の方は、当店の屋根・外壁無料診断をご利用ください。

逆に、カバー工法が出来ない
屋根もあります

カバー工法に向いている屋根材

スレート屋根

スレート屋根

アスファルトシングル屋根

アスファルトシングル屋根

金属屋根

金属屋根
瓦屋根は適していません
瓦屋根

カバー工法の施工は屋根面がフラットな状態でないと現実的に難しいため、瓦屋根のように波立っている形状の屋根にはカバー工法は不向きです。

そもそも瓦屋根は重いのでさらに荷重を付加するカバー工法は適しておらず、当社ではお引き受けしていません。

カバー工法のメリット・
デメリット

カバー工法のメリット

費用を抑えられる
費用を抑えられる

古い屋根を残したままリフォームしますので、既存屋根の撤去処分費用を抑えられます。

工期が短い

カバー工法は葺き替えと比較すると、短期間で工事が終わります。約1週間で工事が完了します。

遮音性、断熱性、防水性が高まる

既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法のため、屋根が二重構造になり、断熱、遮音、防水機能が高まります。

耐用年数が長い
耐用年数が長い

カバー工法によって屋根の強度が上がり、耐用年数が延びます。カバー工法後の屋根の耐用年数は、およそ20年~30年です。

カバー工法のデメリット

メリットの多い屋根カバー工法ですが、注意しなければならない点もあります。これを知らないと工事のやり直しが発生したり、かえって費用がかかってしまう場合もあります。重要な部分ですので、工事を検討する前にしっかりと押さえておきましょう。

屋根が重くなる
屋根が重くなる

上に新たな屋根材を重ねますので、屋根全体の重量が増します。建物全体に負担がかかりますので、耐震性が弱くなる恐れもあります。

かえって割高になる場合も
かえって割高になる場合も

カバー工法は既存の屋根の下地をそのまま再利用するかたちになります。屋根下地の劣化が進んだら、後々葺き替え工事が必要になることも。

累計1,500棟以上
施工実績!

屋根カバー工事の流れ

工期は約1週間。カバー工事は短期間で施工完了します!

STEP
棟板金の撤去
棟板金の撤去

屋根の頂上にある「棟板金」と呼ばれる板金を撤去します。

STEP
防水シート
(ルーフィングシート)張り
防水シート(ルーフィングシート)張り

既存の屋根材の上に、雨漏りを防ぐ防水シートを新しく張ります。

STEP
新しい屋根材の取り付け
新しい屋根材の取り付け

新しい屋根材を、屋根面に張り付けていきます。

STEP
棟板金の取付け
棟板金の取付け

屋根材を張り終えたら、新しい棟板金を取り付けます。

STEP
完成
完成

実際はカバー工法施工前に足場の設置をし、工事完了後に足場の解体を行います。当店では施工品質を維持するため、職歴10年以上の職人が施工行程を監督し、最後の検査をしております。施工に問題がないことを確認し、お引き渡しとなります。

屋根は日々、風雨にさらされ、紫外線を浴び、過酷な環境にさらされていますので、築10年を経過すると様々な劣化や破損が現れるようになります。
劣化がそこまで進行していなければ、屋根塗装もいいと思います。しかし、塗装は劣化を防ぐ効果はあっても、劣化してしまった屋根を元通りにするわけではありません。
劣化が進んでしまって塗装では十分な耐久性が期待できない時には、カバー工法でリフォームするのが一番安心で、長持ちします。
ご自宅の屋根にはどのリフォームが合っているのか分からないという方は、ぜひ当店の屋根・外壁無料診断をご利用ください。

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