外壁塗装が始めての方へ

夢を詰め込んで購入されたマイホーム。
そんな大切なお住まいを初めて塗装リフォームするとなると、分からないことも多く、不安を感じていませんか?
実は、外壁塗装で失敗される方は少なくありません。ずさんな工事や法外な金額などの様々なトラブルの話を耳をすることも度々あります。
ここでは塗装業界歴25年以上の私から、初めて塗装工事をされる方に向けて、外壁塗装の大切なポイントや、安心できる業者の選び方などをお伝えしたいと思います。
満足のいく塗装リフォームのために、ぜひ最後までご一読ください。

目次

外壁塗装の本当の目的は?

外壁塗装の本当の目的は?

外壁塗装の目的は大きく分けて2つあります。

1つ目は、『塗装をして見た目をきれいにすること

2つ目は、『家の外装を保護して雨漏りを防ぐこと』

です。家を長持ちさせるという観点では、2つ目の「雨漏りを防ぐ」目的のほうが重要になります。

家の外装を保護して雨漏りを防ぐ外壁塗装

外壁塗装や屋根塗装というとペンキを塗るだけ、とお考えの方も多いと思いますが、「家を雨漏りから防ぐためのメンテナンスである」ことをぜひ念頭に置いておいてください。

この観点がないと、『安くペンキを塗ってくれるところがいい』となってしまいがちで、塗装リフォームで失敗することもあるのです。

家の屋根や外壁は経年劣化によってひび割れが発生したり、隙間ができたりということが多くあります。そのひびから雨水や湿気が内部に入ってしまうと、建物の内側から腐食して、最悪の場合家が傾くといった危険もあります。

ですので、外装材の劣化を補修し、塗装によって防水機能を高めて雨漏りを防ぐことが非常に重要になります。

もしも雨漏りが発生してしまうと・・・

建物内部の腐食

建物内部の腐食

雨水が侵入すると柱などの木材は湿ってしまい、菌が繁殖して腐っていきます。

シロアリ被害

シロアリ被害

湿気の多い木材は、シロアリの大好物です。

カビによる被害

カビによる被害

雨漏りで湿った場所にはカビが発生しやすく、病気やアレルギーなど健康を害する可能性もあります。

雨漏りに気づいた時にはすでに内部が腐食しているというケースも多く見られます。

ですので当社では、10年を1つの目安として外壁や屋根の点検を行うようにオススメしています。

必要であれば塗装工事を行うことで、上記のようなトラブルを予防できます!

外壁塗装・屋根塗装のサイン

くすみ、汚れ、苔

外装材の表面の防汚機能が低下しているサインです。

剥がれ、ヒビ割れ

外装材の剥がれやひび割れは雨漏りの原因になります。

壁を触ると手が白くなる

チョーキング現象という、外壁劣化のサインです。

お住まいにこのような症状はありませんか?
家を購入されてから10年ほど経過している、あるいはこのような症状がある場合は、外壁塗装や屋根塗装のメンテナンスの時期です。すでに築10年以上たっているお住まいには、いずれかの症状が出ていると思います。一つでも該当するなら当店の屋根・外壁診断をご利用ください。一切無料で、見るだけでもOKです!

塗装にはどんな塗料を選べばいいの?

外壁塗装に使う塗料には様々な種類がありどの塗料がいいのか、高いほど良い塗料なのかなど塗料選びはお悩みが尽きないと思います。そのような方に塗料選びのポイントをご紹介します。

最近では、塗料はシリコン、フッ素、無機塗料というものが一般的です。昔はウレタン塗料が主流でしたが、今ではシリコンがスタンダードな塗料です。

上の図のように、フッ素や無機塗料は耐久性が高いのが魅力的ですが、その分費用が高くなります。ご予算を考慮しながら、バランスをみてご判断ください。

『ラジカル制御式塗料』というのを聞いたことはありますか。これはどのグレードの塗料にもあり、紫外線のダメージを防ぐラジカル制御因子を含んだ塗料のことです。

シリコンベースのラジカル制御式塗料が、コスパの面では一番優れています
通常のシリコン塗料の耐久年数は10年前後ですが、ラジカル制御式塗料は12~15年の耐久年数があります。費用はそれほど変わらずに耐久性が長くなるので、おすすめです!

外壁塗装でよくあるトラブルや失敗例

失敗例01

見積りでは一番安かったのに、追加工事を請求されて結局高額に・・・

見積りでは一番安かったのに、追加工事を請求されて結局高額に

これは、外壁塗装工事では比較的多いトラブルと言えます。

見積もりは安かったのに、後から追加工事が必要と言われ、断るわけにもいかず、結局高くなってしまったというケースです。

そのようなことが無いように、見積りの段階で費用が他にかかるのかどうかを必ず確認しておきましょう!

失敗例02

外壁塗装をしてから2~3年で塗装がはがれてきた

外壁塗装をしてから2~3年で塗装がはがれてきた

実は外壁や屋根の中には、塗装してはいけないものもあります。

しかし、中にはこういった専門知識を持たないまま施工する業者も少なからずいるようですので、注意が必要です。

きちんとした知識と経験のある業者に相談するようにしましょう。

失敗例03

飛び込み営業で契約したが、実はとても高額だった・・・

『外壁がひび割れている』とか『近所で施工しています』という文句で飛び込み営業をする業者はまだまだ多いようです。

こういった業社の提案は、高額になるケースがほとんど。

飛び込みの業社にいろいろ言われても、しっかり相見積もりを取りましょう。

質の悪い業者に当たると、手抜き工事はもちろん、あとあと様々なトラブルにつながりかねませんので、やはり業者選びは非常に重要です。
しかし塗装を初めて依頼される方は、どのような業者を選べば良いのか迷ってしまいますよね。そこで業者選びのポイントを、以下でご紹介します。

一番重要な業者選び。そのポイントとは?

地元での業歴が長い業者を選ぶ

1. 地元での業歴が長い業者を選ぶ

地元で業歴が長いということは、それだけ地道にやってきていて、地元の皆様からも信用があるという証拠。

対応が悪かったり、手抜き工事が多ければ同じ地域で長く商売はできません。

施工実績の多い業者を選ぶ

2. 施工実績の多い業者を選ぶ

地元で実績があるかどうかは、ひとつの指標です。

施工事例やお客様の声などを見て、実績がある業者なら安心です。

3. 保有資格等をチェックする

実はリフォームは資格がなくても施工できてしまうものも多いのですが、優良業者の多くは、数多くの資格を保有しています。建設業許可や一級塗装技能士など、資格の有無をチェックしましょう。

失敗しないリフォームのために!

3社ほど見積りを取って比較しましょう

相見積もりを取ると、勧めてくる塗料が違ったり、施工方法に差があったりと、業者ごとの様々な違いに気付くはずです。それぞれの業者に疑問をぶつけて、いろいろ話を聞いたうえで、誠実に対応してくれる業者やご自身が安心できる業者を選ぶのが一番です。

外壁や屋根のリフォームは、相見積りを取るのがもっとも失敗しない方法です。相見積りを取られる際には、当店の見積りもぜひ比べてみてください。

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